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知っておきたい防災・防犯について
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 空き巣などの侵入窃盗が侵入する場所として、最も多いのが窓です。平成18年度の統計では、一戸建住宅 侵入窃盗総数73,155件の61.9%が窓からの侵入だそうです。共同住宅であっても、3階建て以下では侵入窃盗総数33,372件の65.3%が、4階建て以上では侵入窃盗総数16,876件の43.5%が窓からの侵入となっています。
 
 玄関や勝手口の戸締りは用心していても、うっかり窓を閉め忘れていたりしていたのでは駄目なのです。普通の出入り口だけに防犯対策を施しても意味が無いのです。侵入犯は窓のガラスを破って侵入してくるのです。
 「ガラス破り」とは、クレセント(窓ガラスの錠)の周辺を破損し、そこから手を入れてクレセントを回して侵入する手口です。侵入犯の手口としては最も一般的な手口で、通常のガラスであれば、わずか10~15秒で破損してしまいます。すぐ戻ってくるからと、軽い気持ちで家を空けたその隙に、いとも簡単に侵入されてしまうのです。

 窓からの侵入を防ぐためには、以下のようなものが考えられます。
  
 1.ガラスを破壊されにい防犯ガラスに換える。
 2.窓のサッシに補助錠を取付ける。
 3.窓の外側に面格子を取付ける。
 4.既存のガラスに防犯フィルムを取付ける。
 
 上記の中で最も簡単なのが、補助錠を取付けることです。100円ショップでも購入できるので、全ての窓に取付けても費用は数千円しかかかりません。気になるのは、その効果ですが… ガラスは破られるけど、簡単には侵入できないかもしれませんが、時間をかければ侵入は可能です。補助錠だけでは安心はできません。最も効果が高いのは、防犯ガラスに換えることだと思いますが、費用はかなりかかります。防犯フィルムも安くはありません。フィルムは窓ガラスのクレセント部分の周辺に貼ればよいと考えている人もいますが、これは意味がありません。逆にフィルムを貼った場所だけが、きれいに割れてしまうそうです。防犯フィルムはガラス全面に繋ぎ目が無い一枚貼りで貼らなければなりません。面格子は、出入りする必要が無い窓や、あまり開け閉めをしない窓などに取付けるのが良いようです。
 
 我が家では、2階の階段部分の窓には面格子、家の外から見えにくい場所(ご近所さんから見えにくい場所)の窓には補助錠を取付けています。家に誰も居なくなる時間がほとんど無い我が家では、これくらいで十分かなと思っています。
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防災防犯素人考話
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