知っておきたい防災・防犯について
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多くの家の出入口に取り付けられているドアチェーンは、通常では家に住人が居る場合に内側からかけて、不審者の侵入を防ぐものです。(外側から鍵をかけられる商品もあります。)
住人が寝静まった深夜、泥棒が玄関の鍵を開けて侵入しようとしても、ドアチェーンがしてあって侵入を防ぎます。さらに、見知らぬ来訪者がやってきた場合、ドアチェーンをした状態で玄関を開けて安全に対応することができます。
嘘です!
通常のドアチェーンなんて、簡単に切断されてしまいます。思いっきりドアを蹴れば、取付金具ごと外れてしまうのでは? ドアチェーンの有無など、侵入者にとっては問題ではないのでは? ホームセンターなどで売っている番線切り(バンセン切り)を使えば、ドアチェーンは簡単に切断できてしまいます。さらに、チェーンをかける金具が縦についている場合は、簡単にドアチェーンをはずせてしまいます。チェーンをかける金具は横向きに取り付け、ドアをきちんと閉めなければ外せない状態でなければなりません。
昔、夜遅くまで飲み歩いていたころ、帰宅すると妻に締め出されていたことがあります。深夜3時ごろに帰宅した私は、玄関の鍵を開けて入ろうとするとドアチェーンがかかっていては入れません。
「締め出された!」
「ちょっと遅くなったぐらいで、締め出しやがって!」と怒ったところで、どうにもなりません。インターホンを鳴らしても出てこない。深夜だし、ご近所の目もあるので大声も出せません。仕方がないので、ドアチェーンを外すことにしたのですが・・・
手を入れて・・・
チェーンを上げて・・・
駄目! 失敗!
深夜3時に自宅の玄関前で、コソコソと何にやってるんだか・・・
情けなくなる自分を励ましながら、しばらく悪戦苦闘していました。もっと手が中まではいれば、簡単に開きそうなのですが、手が入りません。そこで、持っていたボールペンで再チャレンジしてみると、簡単に外れました。回りを見ると何処の家からもこちらを伺っている様子はありません。私は誰にも見られることなく自宅への侵入に成功したのです。泥棒になったような気分で、変な達成感がありました。その夜、私は妻を起こさずに自室ですぐ寝てしまいました。翌朝、妻に締め出しを非難すると、妻は何の事だか分からないようで、ドアチェーンがかかっていたこと説明すると。
「えっ! 帰ってなかったの? 」
妻は私が帰宅していたと思ってドアチェーンをかけたそうです。でもこの説明は嘘です。だいたい、我が家はドアチェーンをかける習慣なんかないのですから。私がドアチェーンを外せたのは、チェーンをかける金具が縦についていたからです。
ドアチェーンのチェーンをかける金具は横向きに取り付けるのが基本なのです。しかし、用意周到な侵入犯の前では、ドアチェーンは何の効力もありません。番線切り(バンセン切り)で簡単に切断できるのですから。
住人が寝静まった深夜、泥棒が玄関の鍵を開けて侵入しようとしても、ドアチェーンがしてあって侵入を防ぎます。さらに、見知らぬ来訪者がやってきた場合、ドアチェーンをした状態で玄関を開けて安全に対応することができます。
嘘です!
通常のドアチェーンなんて、簡単に切断されてしまいます。思いっきりドアを蹴れば、取付金具ごと外れてしまうのでは? ドアチェーンの有無など、侵入者にとっては問題ではないのでは? ホームセンターなどで売っている番線切り(バンセン切り)を使えば、ドアチェーンは簡単に切断できてしまいます。さらに、チェーンをかける金具が縦についている場合は、簡単にドアチェーンをはずせてしまいます。チェーンをかける金具は横向きに取り付け、ドアをきちんと閉めなければ外せない状態でなければなりません。
昔、夜遅くまで飲み歩いていたころ、帰宅すると妻に締め出されていたことがあります。深夜3時ごろに帰宅した私は、玄関の鍵を開けて入ろうとするとドアチェーンがかかっていては入れません。
「締め出された!」
「ちょっと遅くなったぐらいで、締め出しやがって!」と怒ったところで、どうにもなりません。インターホンを鳴らしても出てこない。深夜だし、ご近所の目もあるので大声も出せません。仕方がないので、ドアチェーンを外すことにしたのですが・・・
手を入れて・・・
チェーンを上げて・・・
駄目! 失敗!
深夜3時に自宅の玄関前で、コソコソと何にやってるんだか・・・
情けなくなる自分を励ましながら、しばらく悪戦苦闘していました。もっと手が中まではいれば、簡単に開きそうなのですが、手が入りません。そこで、持っていたボールペンで再チャレンジしてみると、簡単に外れました。回りを見ると何処の家からもこちらを伺っている様子はありません。私は誰にも見られることなく自宅への侵入に成功したのです。泥棒になったような気分で、変な達成感がありました。その夜、私は妻を起こさずに自室ですぐ寝てしまいました。翌朝、妻に締め出しを非難すると、妻は何の事だか分からないようで、ドアチェーンがかかっていたこと説明すると。
「えっ! 帰ってなかったの? 」
妻は私が帰宅していたと思ってドアチェーンをかけたそうです。でもこの説明は嘘です。だいたい、我が家はドアチェーンをかける習慣なんかないのですから。私がドアチェーンを外せたのは、チェーンをかける金具が縦についていたからです。
ドアチェーンのチェーンをかける金具は横向きに取り付けるのが基本なのです。しかし、用意周到な侵入犯の前では、ドアチェーンは何の効力もありません。番線切り(バンセン切り)で簡単に切断できるのですから。
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田舎は鍵をかけないのが普通なのか?
私の友人の話では「鍵をかけて外出すると白い目で見られる。」との事なのです。近隣とのつながりが密接な田舎では、鍵をかけて外出することはご近所さんを信用していないことになってしまうようです。実際、私の友人は北陸に住んでいるのですが、鍵をかけて外出するのは旅行などで長期間にわたって家を空けるときだけのようです。普段は鍵をかけずに外出して、外出時に近所の人が勝手に玄関を開けて野菜やお米などを置いくこともあるそうです。都会では考えられないような、のどかな話です。
さて、私が暮らしている町では、外出時に鍵をかけないことなど考えられません。空き巣や泥棒が窓から侵入する多いのも事実ですが、鍵をかけ忘れた出入口から侵入してくる場合も意外に多いのです。どんなに防犯対策を施しても、鍵をかけずに外出してしまっては何の意味もありません。鍵のかけ忘れで被害にあったら、かなり悔しい思いをしそうです。
「外出時には鍵をかける!」
当たり前だけど、忘れてはならない「鍵をかける習慣」は誰にでもできる防犯対策です。
私の友人の話では「鍵をかけて外出すると白い目で見られる。」との事なのです。近隣とのつながりが密接な田舎では、鍵をかけて外出することはご近所さんを信用していないことになってしまうようです。実際、私の友人は北陸に住んでいるのですが、鍵をかけて外出するのは旅行などで長期間にわたって家を空けるときだけのようです。普段は鍵をかけずに外出して、外出時に近所の人が勝手に玄関を開けて野菜やお米などを置いくこともあるそうです。都会では考えられないような、のどかな話です。
さて、私が暮らしている町では、外出時に鍵をかけないことなど考えられません。空き巣や泥棒が窓から侵入する多いのも事実ですが、鍵をかけ忘れた出入口から侵入してくる場合も意外に多いのです。どんなに防犯対策を施しても、鍵をかけずに外出してしまっては何の意味もありません。鍵のかけ忘れで被害にあったら、かなり悔しい思いをしそうです。
「外出時には鍵をかける!」
当たり前だけど、忘れてはならない「鍵をかける習慣」は誰にでもできる防犯対策です。
空き巣などの侵入窃盗が侵入する場所として、最も多いのが窓です。平成18年度の統計では、一戸建住宅 侵入窃盗総数73,155件の61.9%が窓からの侵入だそうです。共同住宅であっても、3階建て以下では侵入窃盗総数33,372件の65.3%が、4階建て以上では侵入窃盗総数16,876件の43.5%が窓からの侵入となっています。
玄関や勝手口の戸締りは用心していても、うっかり窓を閉め忘れていたりしていたのでは駄目なのです。普通の出入り口だけに防犯対策を施しても意味が無いのです。侵入犯は窓のガラスを破って侵入してくるのです。
「ガラス破り」とは、クレセント(窓ガラスの錠)の周辺を破損し、そこから手を入れてクレセントを回して侵入する手口です。侵入犯の手口としては最も一般的な手口で、通常のガラスであれば、わずか10~15秒で破損してしまいます。すぐ戻ってくるからと、軽い気持ちで家を空けたその隙に、いとも簡単に侵入されてしまうのです。
窓からの侵入を防ぐためには、以下のようなものが考えられます。
1.ガラスを破壊されにい防犯ガラスに換える。
2.窓のサッシに補助錠を取付ける。
3.窓の外側に面格子を取付ける。
4.既存のガラスに防犯フィルムを取付ける。
上記の中で最も簡単なのが、補助錠を取付けることです。100円ショップでも購入できるので、全ての窓に取付けても費用は数千円しかかかりません。気になるのは、その効果ですが… ガラスは破られるけど、簡単には侵入できないかもしれませんが、時間をかければ侵入は可能です。補助錠だけでは安心はできません。最も効果が高いのは、防犯ガラスに換えることだと思いますが、費用はかなりかかります。防犯フィルムも安くはありません。フィルムは窓ガラスのクレセント部分の周辺に貼ればよいと考えている人もいますが、これは意味がありません。逆にフィルムを貼った場所だけが、きれいに割れてしまうそうです。防犯フィルムはガラス全面に繋ぎ目が無い一枚貼りで貼らなければなりません。面格子は、出入りする必要が無い窓や、あまり開け閉めをしない窓などに取付けるのが良いようです。
我が家では、2階の階段部分の窓には面格子、家の外から見えにくい場所(ご近所さんから見えにくい場所)の窓には補助錠を取付けています。家に誰も居なくなる時間がほとんど無い我が家では、これくらいで十分かなと思っています。
玄関や勝手口の戸締りは用心していても、うっかり窓を閉め忘れていたりしていたのでは駄目なのです。普通の出入り口だけに防犯対策を施しても意味が無いのです。侵入犯は窓のガラスを破って侵入してくるのです。
「ガラス破り」とは、クレセント(窓ガラスの錠)の周辺を破損し、そこから手を入れてクレセントを回して侵入する手口です。侵入犯の手口としては最も一般的な手口で、通常のガラスであれば、わずか10~15秒で破損してしまいます。すぐ戻ってくるからと、軽い気持ちで家を空けたその隙に、いとも簡単に侵入されてしまうのです。
窓からの侵入を防ぐためには、以下のようなものが考えられます。
1.ガラスを破壊されにい防犯ガラスに換える。
2.窓のサッシに補助錠を取付ける。
3.窓の外側に面格子を取付ける。
4.既存のガラスに防犯フィルムを取付ける。
上記の中で最も簡単なのが、補助錠を取付けることです。100円ショップでも購入できるので、全ての窓に取付けても費用は数千円しかかかりません。気になるのは、その効果ですが… ガラスは破られるけど、簡単には侵入できないかもしれませんが、時間をかければ侵入は可能です。補助錠だけでは安心はできません。最も効果が高いのは、防犯ガラスに換えることだと思いますが、費用はかなりかかります。防犯フィルムも安くはありません。フィルムは窓ガラスのクレセント部分の周辺に貼ればよいと考えている人もいますが、これは意味がありません。逆にフィルムを貼った場所だけが、きれいに割れてしまうそうです。防犯フィルムはガラス全面に繋ぎ目が無い一枚貼りで貼らなければなりません。面格子は、出入りする必要が無い窓や、あまり開け閉めをしない窓などに取付けるのが良いようです。
我が家では、2階の階段部分の窓には面格子、家の外から見えにくい場所(ご近所さんから見えにくい場所)の窓には補助錠を取付けています。家に誰も居なくなる時間がほとんど無い我が家では、これくらいで十分かなと思っています。
何か事が起きれば、警備員が駆けつけてくれるホームセキュリティーも魅力的ですが、私は自分で自分を守る自主警戒システムのホームセキュリティーに非常に興味があります。知人の防犯設備士がこちらのシステムを薦めているからでもありますが、駆けつけてくれる警備員に費用をかけるのではなく、侵入防止や犯罪予防効果に費用をかけたい。
どんな自主警戒システムが良いのか勉強してみるつもりですが、その前にあまり費用がかからない侵入防止対策を考えてみたいです。 ホームセキュリティーは必要だと思っていても、やっぱり費用が高いと無理だしね。
どんな自主警戒システムが良いのか勉強してみるつもりですが、その前にあまり費用がかからない侵入防止対策を考えてみたいです。 ホームセキュリティーは必要だと思っていても、やっぱり費用が高いと無理だしね。
我が家には高価なものも無ければ、とられて困るほどお金もありません。空き巣も我が家に侵入するくらいなら、他を当たるべきでしょう。
このような話を知り合いの防犯設備士と話していると・・・
「侵入犯罪の被害にあわれた方のほとんどが、「まさか、うちが狙われるなんて。」と口にする。実際、被害にあわれた方や、近所に強盗が入ったので用心しなければと考えた方、リアルなお金持ちの方などが、ホームセキュリティーの導入を行っているのが現状です。多くの方が我が家には必要ないと考えているのではないでしょうかね。お客さんと話していると防犯に対する意識の低さを感じますね。」
「とられるものが無ければ、そう考えるでしょ。」
「違いますよ。」
「違うの?」
「侵入者は必ずといっていいほど下見を行っています。その下見の内容を重要度で見ると、1 位は留守かどうか、2 位は侵入しやすい家か、3 位は逃げやすいかなどです。そして、お金がありそうかどうかに関しては第5 位です。しかも、全体の約15%しか気にしていないんですよ。」
「金品目当てなのに、その額を気にしてないの!」
「侵入しやすければ入ってみる、何かあれば盗んでいく。そして、偶然にも犯行中の侵入犯に遭遇すれば、命が危険に晒される可能性があるのです。」
「それじゃ、うちもホームセキュリティーが必要じゃん。」
「最低でも家に侵入させないホームセキュリティーを考えることが、どこの家にも必要だと思いますね。」
以上は、このブログを立ち上げる前の話です。
この時から、私の防犯に対する意識が高まりました。
このような話を知り合いの防犯設備士と話していると・・・
「侵入犯罪の被害にあわれた方のほとんどが、「まさか、うちが狙われるなんて。」と口にする。実際、被害にあわれた方や、近所に強盗が入ったので用心しなければと考えた方、リアルなお金持ちの方などが、ホームセキュリティーの導入を行っているのが現状です。多くの方が我が家には必要ないと考えているのではないでしょうかね。お客さんと話していると防犯に対する意識の低さを感じますね。」
「とられるものが無ければ、そう考えるでしょ。」
「違いますよ。」
「違うの?」
「侵入者は必ずといっていいほど下見を行っています。その下見の内容を重要度で見ると、1 位は留守かどうか、2 位は侵入しやすい家か、3 位は逃げやすいかなどです。そして、お金がありそうかどうかに関しては第5 位です。しかも、全体の約15%しか気にしていないんですよ。」
「金品目当てなのに、その額を気にしてないの!」
「侵入しやすければ入ってみる、何かあれば盗んでいく。そして、偶然にも犯行中の侵入犯に遭遇すれば、命が危険に晒される可能性があるのです。」
「それじゃ、うちもホームセキュリティーが必要じゃん。」
「最低でも家に侵入させないホームセキュリティーを考えることが、どこの家にも必要だと思いますね。」
以上は、このブログを立ち上げる前の話です。
この時から、私の防犯に対する意識が高まりました。
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